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横浜国立大学 理工学部 化学・生命系学科 / 横浜国立大学大学院 環境情報学府 人工環境専攻

所有設備・装置FACILITIES & APPARATUSES

所有装置

Netszch, Bruker製 熱重量-熱量-質量-赤外分光 同時測定装置(TG-DSC-MS-IR):
STA2500, QMS403D, Bruker製 TENSOR II

熱量、重量減少、生成ガスの質量電荷比 m/z、赤外スペクトルを同時取得し、試料(~数mg)が蒸発、分解した際の吸発熱量測定や生成ガス分析が可能です。また、クヌーセン法の蒸気圧測定装置を接続し、蒸気圧測定も可能です。


Rigaku製 熱重量-示差熱同時測定装置(TG-DTA):
TG 8120

SHIMADZU製 ガスクロマトグラフ-質量分析装置(GC-MS):GCMS-QP2010

試料が蒸発、分解した際の熱挙動、重量減少挙動取得と同時に、生成ガスの質量分析とガスクロマトグラフィーを同時に行うことができます。多種多様な気体が生成する場合にはGCを用いた分離分析が有効です。


SHIMADZU製 熱重量-示差熱同時測定装置:DTG-50

SHIMADZU製 赤外分光光度計:IR Prestage

試料を加熱した際の熱挙動、重量減少挙動を測定し、分解開始温度や分解に伴う吸発熱を捉えます。必要に応じて、赤外分光光度計(IR)を接続し、生成ガスの赤外スペクトルを取得することができます。


TA Instruments製 等温熱量測定装置:TAM IV

超高感度なヒートフロー測定と長期間温度安定性を持ち、試料を長期間等温保持した際の極微小な熱挙動を捉えることができます。当研究室は国内研究施設に先駆けて、日本で初めて導入し、研究を行っております。


Mettler Toledo製 示差走査熱量計(DSC):HP-DSC827e

熱流束型の示差走査熱量計です。数mgの試料を仕込み、加熱した際の熱量測定を行います。この装置は加圧下での熱量測定が可能で、窓付きの上蓋で密閉し試料にレーザーを照射することでラマンスペクトルを同時分析することも可能です。測定可能温度は600℃です。


TA Instruments製 示差走査熱量計:DSC Q200

熱流束型示差走査熱量計で、Mettler toledo製HPDSC-
827e同様、熱量測定を行う装置です。DSC Q200は測定温度範囲が-40〜400 ℃と低温での測定が可能で、試料の融点測定等にも使用しています。液体窒素で冷却し、-150 ℃以下という極低温域での測定も可能です。


Parkin Elmer製 示差走査熱量計:DSC 8000

当研究室で所有する3台のDSCのうち、唯一の入力補償型DSCです。DSC 8000は、試料室上部からレーザーを照射することで、熱量とラマンスペクトルの同時測定が可能です。測定可能温度範囲は-70℃〜750℃です。


SETARAM製 カルベ式熱量計:C80

非常に高感度な熱量測定装置で、数十〜数百mgの試料を仕込み微小な熱量変化を捉えることができます。等温または定速昇温(0.01〜2℃/min)での熱量測定に有効です。必要に応じて圧力計を接続し、圧力測定も可能です。測定可能温度範囲は室温~300℃です。当研究室では2台所有しています。


Omnical製 小型反応熱量計:Super CRC

0.5〜10 mL程度の小型反応熱量計です。試料を任意の温度で混合、反応させた際の反応熱や物質の溶解熱を測定することができます。〜200 ℃までの昇温測定、等温測定が可能です。


Mettler Toledo製 有機合成装置:Easy Max Mettler Toledo製 in situ赤外分光装置:ReactIR

100~400mLスケールの有機合成装置で、反応熱量測定が可能です。等温、昇温、等周温制御での反応モニタリングが可能で、金属容器を用いれば加圧下での測定も可能です。ReactIRを接続すれば、熱量と同時にIRスペクトルを取得できます。


EYELA製 有機合成装置:React Master MAX

50~250mLスケールの有機合成装置で、反応熱量測定が可能です。等温、昇温、等周温制御に加えて擬断熱制御での反応モニタリングが可能です。ガラス容器のため、レーザーを照射することで、熱量とラマンスペクトルの同時測定が可能です。


SHIMADZU製 ガスクロマトグラフィ:GC-2014
(検出器:FID, TCD)

ガスクロマトグラフィを行い、気体成分の分離分析が可能です。検出器は水素炎イオン化検出器(FID)と熱伝導度検出器(TCD)、フレームサーミオニック検出器(FTD)を使い分け、暴走反応や熱分解によって生成した混合ガスの分析に使用しています。


SHIMADZU製 高速液体クロマトグラフィ(HPLC):

各種カラムにて、液相成分の分離分析が可能です。2ライン構成になっており、ライン1の検出器はUV/Visと示差屈折率検出器(RID)、ライン2はイオンクロマトグラフィ用で電気伝導度検出器(CD)が設置されています。暴走反応や熱分解後の液相成分の分析に使用しています。


AS ONE製 電気管状炉

試料を任意の温度(最大1000℃)まで加熱し、圧力計や各種検知管を用いて発生圧力や発生ガス種を把握します。本装置は任意のガスをフローしながら試料の加熱が可能です。


テクニカ製 電気管状炉

試料を任意の温度(最大600℃)まで加熱し、圧力計や各種検知管を用いて発生圧力や発生ガス種を把握します。さらに、加熱後の試料やガスを採取し、LC,GCにて分離分析することで生成物を特定します。


HIRANUMA製カールフィッシャー水分計:AQ-2200A

固体、および液体試料の水分量を測定することができます。電量法にて数ppmオーダーで分析が可能です。合成したエネルギー物質の含水率や、試料の吸湿量、生成物中の水分量の分析に使用しています。


SHIMADZU製 紫外可視分光光度計:UV-1800

試料の紫外スペクトルを測定し、励起波長や官能基情報を分析します。
微量分析用のセルや薄型セルも備え、少量の試料でも分析可能です。


BAS製 分光(紫外可視)-電気化学測定装置

サイクリックボルタンメトリーなどの電気化学測定を行う装置です。紫外可視分光光度計を組み合わせ、電気分解生成物の紫外可視スペクトル測定も可能です。


シン・コーポレーション製 高圧顕微セル

200気圧以上の高圧下で試料を加熱することができます。極高圧条件での試料のラマンスペクトル取得等に使用しています。

850×530×450 グローブボックス

吸湿性の高い試料や、発火性のおそれのある試料の取扱いに使用します。